Radiant CMSの日本語化まとめ

加藤です。

Radiant CMS日本語化の状況報告です。ほとんど社内だけで盛り上がっていて世の中的にはまったく興味を持たれていない感がただよっていますが、よろしければお付き合いください。

Radiant CMS本家でも国際化対応がはじまりました

管理画面の国際化対応を実装する開発が jargon というブランチ名で始まりました。言語別のYAMLファイルを用意してログイン時に使用言語を選択できるようにするようです。早速、ウチの石上君がja.ymlを送っています。詳しくはメーリングリストのアーカイブでご確認ください。

ただ、後述しますがGetTextを使ったエクステンション方式の方が優れている点があるので、当面はこちらの開発もすすめていきたいと考えています。

Radiant CMS Japan オープン

すっかり告知を忘れていましたが、Radiant CMSの日本での普及を目的としたサイトをひっそりと立ち上げていました。

本家ドキュメントの日本語化などをこちらですすめていこうかと思いましたが、すでに半放置状態です。ということで、ボランティア募集中。

エクステンションの日本語化(Mailer編)

Radiant CMSはシンプルさがウリのCMSで、使い始めるとだいたい拡張機能が欲しくなります。自分で簡単につくれるというところも利点なのですが、すでに便利なエクステンションがいくつか公開されているので、それらが使えればもっと便利です。

ということで、まずはページ内に簡単にメールフォームを設置できる mailerエクステンション の紹介とその日本語化について。

使い方は、この下のリンクを参考にしてもらいたいのですが、簡単にいうと管理画面でのページ作成時にメールフォーム設置機能を追加するものです。

このエクステンションをつかうと、ページ毎に入力項目やリダイレクト先を変えたフォームを簡単に設置できるので、コンバージョン率をあげるためのフォームの最適化やLPOなどの効果を検証するのに便利だと思います。ただいまリニューアル中の エアーズのサイト でもこの機能をつかってサービス毎など7種類ほどのフォームを設置しています。

また、 ウチで開発している Radiant GetTextエクステンション をつかうとgettext/railsがメールも日本語化してくれます。ただ、Ruby-GetTextのActionMailerの拡張にバグがあるのか、そのまま使うとメール本文の文字が部分的に化ける現象が発生していたので、それにはRadiant GetTextエクステンションの方で対応しました。

最新のtrunkでは、本文の文字化けも修正されていますので、Mailerエクステンションを使いたい方はhttp://radiantgettext.rubyforge.org/svn/trunk/gettext/から最新のRadiant GetTextエクステンションをチェックアウトして合わせてお使いください。

エクステンションの日本語化(Reorder編)

reorderエクステンション は同一階層のページ並び替えをおこなうエクステンションです。メニューの並び順などの制御はこれを使わないと出来ない場合が多いので、ほぼ必須だと思います。

このエクステンションは管理画面を変更するので、これを利用するとRadiant GetTextエクステンションを利用していても一部の画面が英語に戻ってしまいます。ウチの社内ではパッチをあてて日本語化対応しておりますが、今のところまだ公開はしていません。日本語化されたReorderの管理画面は下のようになります。

公開制御やワークフロー機能について

Radiant CMSはシンプルさがウリのCMSなので、国内の企業向けCMSで多く実装されている予約公開やワークフロー関連の機能などは一切ありません。実際にこれらの機能をつかうと管理面が複雑化しますし、個人的には本当に必要かな?と首をかしげたくなる機能も多いので、これら全てを実装しようとは思いませんが、Radiant CMSには公開日時(Published at)を設定する機能すらないので、過去ログを当時の日時に設定する場合もコンソールから無理やり変更しなくてはいけません。

日本語化とは直接関係ありませんが、日本企業のワークフローに合うように、Radiant CMSにページの公開制御や承認機能を追加するエクステンションを社内で開発しています。とりあえず過去ログの公開日時は設定できるようになりました。これはRadiant CMS本家の設計方針と違うと思うので、当面は公開せずに自社案件で使用していこうと考えています。ちなみにページの公開日時が設定できる管理画面は下のような感じです。

最後に

色々とご紹介しましたが、現時点で紹介したような日本語化を行おうとするとsvn:external使いまくりだったりして、普通の人には到底使えないような気がしてきました。というか、本家のRadiant CMS自体がそんな感じです。

Radiant CMSをもっと普通の人でも使えるようにするためには、簡単にインストールできて色んな拡張機能が気軽に試せるようなパッケージングが必要ですね。ウチで製品化しようかな?

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