こんにちは。石上です。
Windows Vista上で最新のRailsをJRubyで動かしたいと思います。少し前まで、JRubyなんて…と思っていましたが、jrubystackを利用したら思いのほか上手く動いたので、報告したいと思います。Java屋の人で、Windows環境でRails開発始めたいと思っている人は注目かもしれません。
jrubystackは、Jruby on Railsの開発環境に必要なソフトウェア一式を一度に整えることが出来るソフトウェアです。GlassFish、Java、JDBC、MySQL、Ruby on Rails、Subversion、Tomcatなどから構成されます。そのため、何もインストールされていない状態でも、Railsの開発環境を得ることが出来ます。
まず最初に行うのは、jrubystackのインストールです。公式サイトから、Windows版のバイナリをダウンロードし、インストーラーを起動します。今回は、JRubyStack 1.1.4-0(JDK含む)を利用しました。
インストールはウィザードに従っていけば良いですが、MySQLを既にインストールしている人は注意が必要です。既にインストールしてあるMySQLとJrubystackでインストールされるMySQLのポート番号が被らないようにしましょう。私は「13306」にしました。
自動的にコマンドプロンプトが立ち上がり、暫くしてブラウザに「Welcome aboard」と表示されたらJRubyStackのインストールは完了です。開いたコマンドプロンプトとブラウザは一旦閉じてください。
JrubyStackを起動します。Windowsのスタートメニューから、[スタート] → [BitNami JRubyStack] → [Use Bit Nami JRubyStack]を管理者権限で起動させ、コマンドプロンプトが立ち上がることを確認してください。
JrubyStackに既にインストールされているRailsは、2.1.0と少し古いので最新版にします。
> jruby -S gem install Successfully installed rake-0.8.3 Successfully installed activesupport-2.2.2 Successfully installed activerecord-2.2.2 Successfully installed actionpack-2.2.2 Successfully installed actionmailer-2.2.2 Successfully installed activeresource-2.2.2 Successfully installed rails-2.2.2 7 gems installed
次に、gem自体をアップデートします。参考:gemが1.3.xにバージョンアップできない件
> jruby -S gem install rubygems-update
> jruby -S update_rubygems
Railsのプロジェクトを展開します。
> jruby -S rails test -d mysql
testというディレクトリが作成されたと思います。以降は、testディレクトリで作業をします。
DBの設定
「config\database.yml」を編集します。以下の様な感じで設定します。
development: adapter: jdbcmysql database: jrubystack_development username: jrubystack password: host: localhost socket: C:\Program Files\BitNami JRubyStack/mysql/tmp/mysql.sock port: 13306
雛形の作成
> jruby -S script/generate scaffold person name:string age:integer
データベーススキーマの作成
> jruby -S rake db:migrate
サーバーの起動
> jruby -S script/server
ブラウザでの確認
http://localhost:3000/people/
どうでしたか。「jruby -S」以外の部分を除けば、普通のRailsアプリケーションの構築とほとんど変わらないと思います。是非とも、スレッドセーフなJRuby on Railsを楽しんでください。